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2020 年度 研究成果報告書

肉離れ受傷リスクの個人差を生み出す遺伝要因の解明:遺伝子に着目した新規予防策構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04752
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関順天堂大学 (2018-2020)
鹿屋体育大学 (2017)

研究代表者

宮本 恵里  順天堂大学, スポーツ健康科学研究科, 助教 (00793390)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード遺伝子多型 / 肉離れ / 骨格筋 / 材料特性
研究成果の概要

本研究では、肉離れリスクの個人差を生み出す遺伝要因を明らかにすることを目的とし、日本人アスリートにおいて肉離れ受傷歴と関連する遺伝子多型、およびそのメカニズムについて検討を行った。日本人アスリートにおいて、4種の遺伝子多型(ACE I/D [rs1799752]、COL1A1 A/C [rs1107946]、COL22A1 A/C [rs11784270]・T/C [rs6577958])が肉離れ受傷と関連することを明らかにした。この中で、COL1A1 A/C多型は、骨格筋組織中のI型コラーゲンの組成および骨格筋の材料特性に影響することで肉離れリスクに関与していることが示唆された。

自由記述の分野

スポーツ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、人が生まれながらに持つ遺伝子多型が、骨格筋の特性に影響し、肉離れの受傷リスクに影響することを明らかにした。この結果は、骨格筋の特性をターゲットとした新たな予防法の開発、さらには個人の遺伝的体質を考慮したスポーツ外傷・障害予防法の構築につながる知見である。

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公開日: 2022-01-27  

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