研究課題/領域番号 |
17H06170
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
内田 浩二 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40203533)
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研究分担者 |
赤池 孝章 東北大学, 医学系研究科, 教授 (20231798)
上原 孝 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (00261321)
安達 貴弘 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, ジョイントリサーチ部門准教授 (50222625)
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研究期間 (年度) |
2017-05-31 – 2022-03-31
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キーワード | 短寿命分子種 / 抗酸化剤 / 硫黄生物学 / 活性窒素種 / 活性酸素種 / タンパク質修飾 / 自然免疫 |
研究成果の概要 |
本研究では、植物性食品成分に起因する“短寿命分子種”に着目し、新しい分子種の発見とともに、機能性の開拓を目的として行われた。その結果、ポリフェノールなどに由来する不安定な抗酸化剤代謝中間体が、タンパク質を自然抗体との交差性を示す自然免疫リガンドに変換すること、含硫化合物に由来する新しい活性硫黄種の生体内における生成、活性窒素種による新しいタンパク質機能制御機構などの数々の新しい知見を得た。
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自由記述の分野 |
食品科学、特に食品成分の本質的機能の解明
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
毎日のように摂取する「食」は生体恒常性の中心に位置し、生命への影響は絶大である。本研究における、短寿命分子種による生体成分修飾の新たな機能性獲得に関する研究成果は、食の本質的機能の解明に関する研究の新しい方向性を示すとともに、食習慣を含めた次世代におけるライフスタイル変革につながる。
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