研究課題
研究活動スタート支援
本研究は睡眠恒常性とカルシウム依存的な過分極経路の関係性を問うものである。本研究ではカルシウム依存的な過分極経路と睡眠恒常性制御の関係を明らかにし、新規睡眠時間制御遺伝子としてKcnk9を同定することに成功した。同結果をPNAS誌に報告し、同結果に関してEuropean Sleep Research Society 24thのシンポジウムで招待講演を行った。
睡眠
睡眠時間を決める遺伝子を明らかにすることで、その遺伝子もしくは関連遺伝子をターゲットとした安全な睡眠薬の開発が可能です。また睡眠は多くの精神疾患と密接に関わっており、睡眠を制御するメカニズムを解明することは精神疾患に対する新規治療法の開発に繋がる可能性があります。