本研究では、レセプト・健診データを用いて、甲状腺機能亢進症発症、糖尿病患者の腎機能低下を複数の機械学習手法および従来の疫学手法検討を用いて検討した。後者の研究は国際学会で発表を行った。さらに、予測モデル構築における検査値データの有用性を検討するため、協力施設から得られたデータを用いて、腹部悪性手術後の創部感染、抗菌薬の再開、術後入院期間の予測を行った。創部感染、抗菌薬再開は症例数が少なく予測不能であったものの、Random Forestを用いた術後入院期間の予測値と実測値の差は10分位それぞれで2日以内であった。
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