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2018 年度 研究成果報告書

ジャトロファ種子に含まれるカテコール型リグナン・ネオリグナンの抗癌活性

研究課題

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研究課題/領域番号 17H06914
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 木質科学
研究機関香川大学

研究代表者

片木 絢子  香川大学, 医学部, 研究員 (30799458)

研究協力者 片山 健至  
鈴木 利貞  
徳田 雅明  
神鳥 和代  
研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
キーワードジャトロファ / ネオリグナン / イソアメリカノールA / MCF-7 / MCF-10A / モノポーラースピンドル形成 / Hela / Protein kinase C beta
研究成果の概要

脱脂ジャトロファ種子のEtOAcとMeOH有機抽出物と水抽出物は肝細胞と乳癌細胞の増殖阻害をし、イソアメカノールAは、癌細胞ごとにそれぞれ違った増殖詐害をすることも明らかとなった。イソアメカノールAは、正常細胞(McF-10A)より乳癌細胞(MCF-7)を25.9±6.14% も増殖を阻害し、MCF-7増殖阻害はモノポーラ―スピンドル形成によるM細胞周期停止によることを明らかとした。
イソアメカノールA処理で頸癌細(Hela)ではG1アレストで細胞増殖抑制が誘導された。また、Protein Kinase C betaの発現増加が見られ、種子に含まれるホルボールエステルの働き抑制が示唆された。

自由記述の分野

バイオマス化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

熱帯、亜熱帯を中心に育つジャトロファ種子は油が豊富であり、二酸化酸素の排出の少ない次世代燃料としての注目がある。また同時にジャトロファは古くから伝わる民間薬としての利用があるため、脱脂種子廃棄物の医療への利用、そして新たな抗癌剤の開発は経済的にも重要な試みである。

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公開日: 2020-03-30  

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