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2018 年度 研究成果報告書

オートファジーによる膵星細胞活性化メカニズムの解明と新規治療開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17H06942
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関九州大学

研究代表者

遠藤 翔  九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (20801749)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
キーワード膵癌 / オートファジー / 癌間質相互作用
研究成果の概要

膵癌間質内の膵星細胞は癌間質相互作用によって活性化し、膵癌細胞の増殖と浸潤を促進する。本研究では、当科での膵癌手術検体から、膵癌由来の膵星細胞と非膵癌病変由来の膵星細胞を樹立し、これらのオートファジー活性の差異を確認した。また、これらの膵星細胞における mRNA の発現を網羅的に解析し、オートファジー関連遺伝子となりうるいくつかの候補遺伝子を選定した。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

膵癌は発見時に既に治癒切除が困難であることが多く、さらに放射線照射や化学療法に抵抗性であるという特徴をもつ。このため、膵癌患者の5 年生存率はここ30 年でほとんど改善なく、治療法の開発は社会的緊急性・重要性が高い。膵星細胞は癌間質中で活性化し、その活性化が膵癌の増殖・転移を促進することは明らかであるが、活性化を誘導する詳細な機序は未だ解明されておらず、この機序の解明は膵癌に対する新たな治療開発につながることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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