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2018 年度 研究成果報告書

日本企業のダイバーシティ・マネジメントにおけるインクルージョンの効果と促進要因

研究課題

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研究課題/領域番号 17H07276
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関大阪女学院大学

研究代表者

船越 多枝  大阪女学院大学, 国際・英語学部, 専任講師 (50801776)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
キーワードダイバーシティ / ダイバーシティ・マネジメント / インクルージョン / 人材マネジメント
研究成果の概要

本研究は, ダイバーシティ・マネジメントにおいて, 個々の力の発揮に繋がるインクルージョン(inclusion)概念に着目し, 日本企業における社員のインクルージョン認識には, 職場成員同士の関係性が影響するという仮説の実証と, その職場への効果を明らかにすることを目的としている。本研究では, 主にジェンダーと国籍のダイバーシティ観点で, 先行研究の整理, 分析モデルの設計, 質問票とインタビューガイドラインの開発を行い, 調査の実施分析から, インクルージョンの認識が組織成果に繋がる可能性が示された。なお, 分析は一部継続中であり, これらは完了次第, 論文や学会で発表を行う予定である。

自由記述の分野

組織行動論

研究成果の学術的意義や社会的意義

ダイバーシティ・マネジメントは, 近年, 日本企業の重要な経営課題であるが, その推進は決して順調ではなく, 日本企業は男性の新卒採用者を中心に, いまだ同質性が高いと言われている。本研究では, 職場のダイバーシティを組織の力に変える要因として注目されつつも, 欧米でも今だ萌芽的概念であるインクルージョン概念に着目し, その日本企業のダイバーシティ・マネジメントへの有用性を検討した。このことは、当該分野の学術的発展に大いに寄与する。また, 本研究においても女性や外国人を含め社員のインクルージョンの認識が, 組織成果に繋がる可能性が見出されており, 社会的意義も大きいと考える。

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公開日: 2020-03-30  

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