三年間の研究成果の学術的意義の根拠を示すデータとして,「査読付論文」は合計24本であり,全てScopusに収録されている。本研究の直接経費の合計は350万円であるので,単純に割り算すると査読付論文1本あたりのコストは約14万5千円である。また,世界ランキング等の指標として重要な「トップ10%論文」について,SciValの2016-2019のデータ(field-weighted)において対象20本のうち,5本がトップ10%論文に該当している。すなわち,トップ10%論文の現在の輩出率は25%である。客観的に見て,我が国の研究力向上に(低コストで)貢献しており,社会的意義も小さくないと考えられる。
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