遭遇型多指力覚提示機構の拡張と触覚デバイスの開発、その融合からなる。遭遇型多指力覚提示機構は、Unityで制御する機能を作成した。力覚提示の遭遇型を実現のため、各指に実装されている力覚位置変更機構をUnity上での多重解像度表現とモータ制御機能の開発で実現できた。触覚提示部は、薄型チャージ型圧電デバイスの高密度化に目標を変更し、0.25mm厚、3.5mm間隔の触覚生成点を有する触覚生成デバイスを開発し、70-300Hzの振動が提示できた。多重カンチレバー型も進めたが、多くの制限で、試作が難しいため特許を出願した。予定の実用試験までは進められなかったが、デバイスと力覚システム開発はできた。
|