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2019 年度 研究成果報告書

大鬱病における腸内細菌叢と炎症免疫及び腸管壁浸漏症候群との関係解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K00908
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関名古屋経済大学

研究代表者

相澤 恵美子  名古屋経済大学, 人間生活科学部管理栄養学科, 教授 (00639049)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード大うつ病 / 腸内細菌 / Leaky gut
研究成果の概要

本研究では、健常者50名、大うつ病患者19名について腸内細菌叢、腸管壁浸漏検査、血液検査dataでの比較を行った。腸内細菌叢は、two-step polymerase chain reaction (PCR) と 次世代シーケンサー 16S rRNA によって検出した。腸管壁浸漏検査はラクツロース/マンニトール検査によって求めたそれぞれ健常者群と大うつ病群との比較を行った。
いくつかの腸内細菌及び免疫細胞の相違が認められたが、多様性及び腸管壁浸漏検査については有意な相違は認められなかった。

自由記述の分野

精神栄養学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果によって、腸内細菌叢構成が健常者と大うつ病患者とでは異なることが分かった。このことにより、腸内細菌構成のアプローチが治療や予防に効果がある可能性を示すことが出来た。出生早期より腸内細菌構成が確定してくることから、出生前の腸内細菌を考慮した環境への配慮、食習慣との関係についても望ましい対応について追及していく必要がある。

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公開日: 2021-02-19  

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