情報セキュリティについて学習する仮想疑似情報セキュリティシミュレータをまず開発した。インターネット上の一般的な一連のサイバー攻撃をクラウド上のシステムを利用して学習者が擬似的に体験できる内容としている。これにより、クラッカーによる攻撃手法を学ぶことができ、その防御方法について考察できるようにしている。 研究代表者が担当している、情報セキュリティ教育科目で本システムを活用し、システムのユーザビリティ評価やアンケート評価を行うことで、学習者から高い評価を得ることができた。また、システム導入前後の達成度評価の比較を行うことで、システムの教育効果も明らかになり、セキュリティ教育の質の向上を達成できた。
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