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2019 年度 研究成果報告書

アルツハイマー病の病理進展機序を解明するための統合的MRI解析

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01355
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

柳沢 大治郎  滋賀医科大学, 神経難病研究センター, 准教授 (50581112)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードタウ / アルツハイマー病 / フッ素MRI / 遺伝子改変マウス
研究成果の概要

本研究の目的は、アルツハイマー病の病理進展、すなわち最初期のアミロイドβの沈着からタウ病変の形成、そして神経変性にまで至る過程を統合的に解析するMRI画像法を開発することである。そして、新規プローブShiga-X35を開発して、フッ素MRIによるタウイメージングを世界で初めて成功した。また、アミロイド病理とタウ病理を同時に解析するためのモデルの開発、タウ病理の形成量を変動させる遺伝子の探索を実施した。

自由記述の分野

神経科学、医用画像

研究成果の学術的意義や社会的意義

アルツハイマー病の病理進展では、最初期にアミロイドβの沈着が始まり、次いでタウ病変の形成と神経変性が誘導されることが知られている。すなわち、個々の病理をそれぞれ解析するのではなく、統合して解析することでアルツハイマー病の病理進展の本質が理解できると推察される。しかし、これまでにそれを実現できる技術は開発されていない。本研究はアルツハイマー病の病理進展の理解に役立つ研究であり、将来のアルツハイマー病克服の一助となる成果が得られた。

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公開日: 2021-02-19  

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