2Dimentionsでの音楽感情の測定法はリアルタイムでの音楽感情の変化を記録することを可能としているが、モーションデータから感情価を抽出する方法を実現化させることを目標にして研究をスタートさせた。計測した楽器および演奏者のデータ結果を踏まえて、その演奏と関連性が検討できる演奏者を選び、楽器演奏時のモーション計測を行った。このデータから動作速度、加速度、周波数分析、動きの位置、角度の変化などの詳細なデータ分析を行い、平均的動作と各感情の動作の差を用いて分析を行った。その結果、Juslinの5つの感情において、それぞれの感情の中でもフレーズの特徴によって動作の違いがあることが示唆された。
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