研究課題
基盤研究(C)
本研究は,中・高等学校の英語授業におけるアクティブラーニング(AL)の普及を目指すものである。大学生を対象として,ALによる内容重視型授業及び協同授業に基づくALを実施し,ALに対する認識及び英語学習に関わる動機づけ等を調査した。その結果,ALは学習者の認識が肯定的で,英語学習に関する動機づけにも好影響を及ぼすことが示された。この知見に基づき,中・高等学校の英語授業におけるALに関する示唆が示された。
英語教育
アクティブラーニング(AL)によって21世紀型スキルの育成の育成が必要とされている現在,中・高等学校の英語授業におけるALの普及を進め,21世紀型スキルを有する学習者の育成に寄与する点が,この研究の社会的意義である。これまでの英語授業におけるALに関する研究は,内容の紹介や実践の紹介にとどまることが多かったが,この研究では大学生を対象としてALを実践し,検証した点が,この研究の学術的意義である。この実践・検証に基づく示唆は,中・高等学校の英語授業におけるALの研究に寄与するものである。