39の研究から得られた284の相関係数を分析した結果、各構成要素はスピーキングと全体的に比較的強く関連していた(r = .649)。語彙的複雑性とスピーキング(r = .110)の関係が最も弱く、理解度(comprehensibility)とスピーキング(r = .896)の関係が最も強いことが分かった。理解度とスピーキングの関係が最も強いことが分かったことから、理解度を中心に育成することでスピーキング力伸長につながる可能性がある。近年は理解度を扱う研究が増えており、これらの知見と生かすことで、限られた学習時間数を最大限に活用することにつながる。
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