• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

東南アジアにおける呪術的イレズミの人類学:知識と力をまとう身体の比較研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K03300
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関名城大学

研究代表者

津村 文彦  名城大学, 外国語学部, 教授 (40363882)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード身体 / イレズミ / 東南アジア / 宗教 / 呪術 / タイ
研究成果の概要

本研究期間を通して明らかになったのは次のような諸点である。(1) 現代東南アジアにおける呪術的イレズミは、映画やドラマなどのメディアの影響を強く受けて、タイのサックヤンがその他の国にも広く普及しているということ、(2) 呪術的イレズミと身体と知識は不可分な形で結びつき、その結びつきは憑依儀礼などで表現されていること、(3) タイのサックヤンは、仏教のみならず、バラモン―ヒンドゥー伝統とも深い関わりをもっていること、(4) バラモン―ヒンドゥー伝統が東南アジアの宗教実践を考える上で、無視できない強い影響力を保持しており、人びとの関心が近年高まりつつあることなどである。

自由記述の分野

文化人類学

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的には、文字と知識をめぐる研究群に、身体の軸を加えることで、イレズミ論の新たな研究視角を生み出すとともに、東南アジアにおける身体論・知識論に新たな知見を提供する。
社会的意義としては、イレズミについての理解の促進が挙げられる。近年日本ではイレズミをめぐる事件がしばしば報じられている。2013年の温泉地でのイレズミのある外国人の入浴拒否、2015年以降相次いでいる医師免許のない彫り師の検挙など、イレズミは日本において社会問題となっている。現代東南アジアの状況を詳細に分析し、それを広く日本社会に発信することは、グローバルな状況下での自文化の捉え直しに繋がるだろう。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi