研究成果の概要 |
フロベニウス多様体のポテンシャルとその拡張である平坦構造のポテンシャル・ベクトル場の構成が中心的な研究テーマである。成果の1つは、パンルベVI方程式の代数解からポテンチャル・ベクトル場を構成すること、また複素鏡映群に関係するポテンシャル・ベクトル場を構成することを確立した。これは、加藤満生、眞野行両氏との共同研究である。 第2の成果は、代数的フロベニウス多様体のポテンシャルのいくつかの例を構成し、実鏡映群のE6,E7型実鏡映群の代数的ポテンシャルと複素鏡映群No.33,No.34を与えたことである。
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