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2019 年度 研究成果報告書

ジェネリック構成法の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K05350
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 数学基礎・応用数学
研究機関法政大学

研究代表者

池田 宏一郎  法政大学, 経営学部, 教授 (60332029)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードモデル理論 / ジェネリック構造
研究成果の概要

本研究では,Lachlan予想の反例が持つべき条件を調べた.この予想の反例が存在するならば,special typeをもつ非可算範疇的理論でなければならない.この条件を満たす理論の存在は知られていたが,その例を改良したことで,条件を満たすgeneric構造を作ることができた.
ホログラフィック構造とは,可算範疇性を弱めた構造である.可算範疇的でないホログラフィック構造として,体から作られた構造がある.可算範疇的でないホログラフィック構造として体を定義できないものがないかという問題があったが,ジェネリック構成法により,この問題を肯定的に解決することができた.

自由記述の分野

数理論理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Lachlan予想はモデル理論においてよく知られた予想であるが,約50年前のものであり,現在はこの予想を研究対象にしている研究者は少ない.しかし,モデル理論の発展とともに新たな道具が開発されており,この古い予想にうまく適用できるのではないかと考えた.まだ研究は半ばであるが,少しずつ解決に近づいていると考える.

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公開日: 2021-02-19  

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