研究成果の概要 |
これまで確認されていたプチスポット火山は、プレート凹屈曲場での火山活動であったが、発生頻度が桁で小さいものの、プレート凸屈曲場での引張場でのマグマ活動が発見された。これらマグマ組成は、マグマ源の物質そのものである事が分かった。ドイツ・バイエルン地球科学研究所、シンガポール・南洋理工大学との共同研究では、液相濃集元素や炭素量が著しく高いことも判明した。また、中国第二海洋研究所との共同研究では、アセノスフェアの化学組成が初めて解明された(Liu et al., 2020, Nature Comm.)。また、マリアナ海溝沖の南鳥島周辺のプチスポット火山を報告した。
|