本研究は,マッピングを活用した計測推定制御支援システムの創出を目的とするものである。声道音響管マッピングインタフェースを用いた声道形状逆推定では,母音および連続母音を対象とした逆推定の精度が高いことが他計測結果との比較などから明らかとなった。子音を含む音声についても,母音子音部の過渡領域の声道形状逆推定の有効性を確認した。その他,高倍率ズーム対応のネットワークカメラを融合したAugmented Reality 環境の構築と遠距離マーカ利用の実現, Virtual Reality環境でのコントローラーとしての視線インタフェース開発など,マッピングを介した検出・距離推定,制御の環境を実現した。
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