本研究では、災害危険性を抱え、人口減少が続く地方都市である徳島都市圏を対象に、グリーンインフラストラクチャ(GI)の観点を組み込んだ土地利用計画策定手法を開発した。ここでは土地利用をGIと考え、その防災特性に応じた災害リスクを評価した。H29年度は農地の雨水調整機能を評価し、H30年度は農地の転用を予測するMaxentモデルを開発した。H31年度は、土地利用データを用いて流域別の洪水リスクを評価した。いずれもオープンデータを用いた都市圏レベルの評価手法であり、その結果から、土地利用の方針を示した。
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