強度改善に最適な強化繊維配置を設計し、複数層に分けてプリフォームを3Dプリンタで積層造形し、予備成形処理後に金型で一体化する造形手法を検討した。予備成形したプリフォームの直接形成方法を中心に研究を行った。マンドリル型の3Dプリンタの開発を行い、ボルトの試作では3Dプリンタおよび金型を用いた予備成形プリフォームを一体化する試作を実施した。 更に立体的なプリフォームを形成するためにロボットアーム型の3Dプリンタを開発した。材料供給モーターや変位計を実装し、3Dプリンタと同じような操作性で高精度な試作が可能であることを確認した。また造形の自由度を増すための短繊維強化CFRP材料の開発も実施した。
|