つくば市の池の底からバイオフィルム試料を採取し、その試料を2つに分割した。その後、片方のみをDNaseで処理した。合計6試料からDNAを採取し、得られたDNA試料をHiseqによるシーケンシングに供した。得られたシーケンシング結果は、MetaWRAPのパイプラインと同様に進めた。 アセンブルとBinningの結果、メタゲノムをBinにまで処理することができた。DNase処理の有無で、abundanceが統計上有意に異なるBinがいくつか見つかった。それとは独立にBinningに依存しない遺伝子組成の変化について調べた所、DNaseの処理の有無で、統計上有意に異なる種の存在が明らかになった。
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