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2019 年度 研究成果報告書

高信頼性内視鏡外科医育成のための継続的教育モデルの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17K08897
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医療社会学
研究機関北海道大学

研究代表者

安部 崇重  北海道大学, 医学研究院, 准教授 (10399842)

研究分担者 南須原 康行  北海道大学, 大学病院, 教授 (30322811)
篠原 信雄  北海道大学, 医学研究院, 教授 (90250422)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード腹腔鏡手術 / トレーニングモデル / シミュレーショントレーニング / ウェットラボ / VR手術シミュレーター
研究成果の概要

ブタ臓器を用いた腹腔鏡手術手技トレーニングモデルを開発した。参加者は3つのタスク(1: 大動脈周囲の組織剥離, 2: 腎動脈の剥離とヘモロックを用いた血管処理, 3: 腎実質縫合)を行い、トレーニングの録画動画を2名の技術認定医が評価した。医師40名、医学生14名のデータに関して開発したモデルの良好なconstruct validityを確認した。またVirtual reality (VR)シミュレーターを用いて、腹腔鏡下左腎摘除術シナリオのvalidation studyを行った。33名が参加し、VRシミュレーターの良好なconstruct validityを確認した。

自由記述の分野

外科教育 泌尿器科学 腹腔鏡手術

研究成果の学術的意義や社会的意義

ブタ臓器を用いた実践的腹腔鏡手術トレーニングモデルを開発できた。とくにブタ大動脈モデルは、血管周囲組織剥離トレーニングとして極めて有用なモデルであると考えている。参加者の精神労働負荷に関しても手術経験数により差を認めており、本モデルを用いることで修練医の習熟度を手術場の外で多面的に評価可能である。また、VRシミュレーターについて、腹腔鏡下左腎摘除という複雑なシナリオにおいてconstruct validityを確認できた。
これらのトレーニング方法を、従来のドライボックストレーニングと生体ブタ腹腔鏡手術トレーニングに組み込むことで、さらに手術トレーニングを拡充できる可能性を示した。

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公開日: 2021-02-19  

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