研究課題/領域番号 |
17K09106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
西村 明展 三重大学, 医学系研究科, 寄附講座講師 (10508526)
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研究分担者 |
須藤 啓広 三重大学, 医学系研究科, 教授 (60196904)
大槻 誠 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (60367878)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ロコモティブシンドローム / 勤労世代 / トレーニング / 介護予防 / ロコトレ |
研究成果の概要 |
運動器が原因で介護やそのリスクが高くなる状態であるロコモティブシンドローム(ロコモ)は高齢者のみならず、勤労世代においても一定の割合で存在することが報告されている。一方、ロコモ予防・改善のために高齢者にはスクワットと片脚立ちからなるロコトレが推奨されているが、勤労世代に対する効果の報告は少ない。本研究では一方の企業では就業時の朝礼でロコトレを、もう一方の企業では何も行わずに介入前後でのロコモ度や運動機能の変化を調査した。その結果、介入群は大腿四頭筋筋力やロコモ度が改善し、非介入群ではこれらの改善を認めなかった。以上より勤労世代においてもロコトレは一定の効果が期待できると考えられた。
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自由記述の分野 |
整形外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スクワットと片脚立ちからなるロコトレは高齢者のロコモ予防、介護予防を目的に提唱され、一定の効果が報告されてきた。しかしながら勤労世代のような若年者においての有用性については不明であった。本研究では勤労世代であっても、ロコトレを継続することで筋力改善やロコモ予防に一定の効果が期待できることが示された。
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