• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

日常生活での心身モニタリングによるストレス評価と疾病リスクの予測についての検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K09335
研究機関香川大学

研究代表者

神原 憲治  香川大学, 医学部, 教授 (90440990)

研究分担者 小西 奈美  京都橘大学, 看護学部, 専任講師 (30535810)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードストレス / 心身医学 / セルフモニタリング / 日常生活 / ライフスタイル / 大規模データ / 機械学習
研究実績の概要

研究実施計画に基づき、日常生活での心身モニタリングによるストレス評価を行った。ストレス評価測定にあたり、生理指標についてはウェアラブルデバイス(アクチグラフ)及び心拍センサー(POLAR社 H10)を用いた。心理指標については、スマートフォンやタブレット端末において入力できるアプリケーションを用いた。

今年度は健常人の測定を行ってその予備的解析を行い、測定上の問題点の抽出、解析アルゴリズムの検討などを行った。それらの検討に基づいて、携帯端末用アプリケーション「セリフモニタリングダイアリー」についてのプログラムの修正も行った。また、前年度はアップル社iOSバージョンのみだったが、今年度はGoogle社のAndroid バージョンを作成した。

解析においては、セルフモニタリングダイアリーのスケール評価に基づく「体調スコア」をエンドポイントの一つとして導入し、それと活動量の各種スコア、心拍・心拍変動、及び心理指標との関連についての検討を行うデータベースの構築を行った。このデータベースをもとに、多変量解析や機械学習等の非線形解析を進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

所属施設の変更に伴い、研究環境の再構築に時間を要した。

今後の研究の推進方策

データ測定を継続し、測定したデータの解析を進めていく。
当面の方策として、体調に関与する活動量・生理・心理状態及びそれらの変化パターンの解明を進めることとする。

次年度使用額が生じた理由

所属施設異動による研究計画の遅延に合わせ、相応分を次年度以降に使用する計画とした。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Self-Care System for Family Caregivers of Cancer Patients Using Resonant Breathing with a Portable Home Device: A Randomized Open-Label Study2019

    • 著者名/発表者名
      Hasuo Hideaki、Kanbara Kenji、Sakuma Hiroko、Yoshida Kohei、Uchitani Kazuki、Fukunaga Mikihiko
    • 雑誌名

      Journal of Palliative Medicine

      巻: 22 ページ: 18~24

    • DOI

      10.1089/jpm.2018.0230

    • 査読あり
  • [学会発表] 心身症患者の生理・心理状態とストレス反応2018

    • 著者名/発表者名
      森田幸弘, 神原憲治, 頭川武央, 宮山章子, 阪幸江, 磯部悦子, 小西奈美, 福永幹彦
    • 学会等名
      第23回日本心療内科学会総会・学術大会
  • [学会発表] ストレスと行動医学  - 内受容感覚と心身の気づき -2018

    • 著者名/発表者名
      神原憲治
    • 学会等名
      第25回日本行動医学会学術総会
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi