研究課題/領域番号 |
17K09336
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター (2020) 近畿大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
松岡 弘道 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 科長 (20425078)
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研究分担者 |
岩瀬 哲 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60372372)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 神経障害性疼痛 / デュロキセチン / プレガバリン / 国際多施設共同二重盲検比較試験 |
研究成果の概要 |
「ガバペンチン誘導体の不応例・不耐例に対する無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験」の結果を国際誌に論文化し(Matsuoka et al. BMJ Open 2017, Journal of Pain and Symptom Management 2019, Supportive Care in Cancer 2020)「オピオイド不応性がん関連神経障害性疼痛を対象に、14日間のデュロキセチンの有効性および安全性をプレガバリンと比較する、国際多施設共同二重盲検用量漸増第III相ランダム化比較試験」を開始し、現在32例/100の症例登録を完了した。
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自由記述の分野 |
医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オピオイド・プレガバリンに不応、不耐のがん患者の難治性神経障害性疼痛に対する標準治療はなく、アンメットメディカルニーズである。今回の研究結果から、オピオイド・プレガバリン使用後の2次治療としてのデュロキセチンの有効性と安全性に対する知見を得て、有効な対象患者(チクチクした痛み)に対しての今後の可能性を示した。今後緩和医療最先端国家の一つである豪州との連携を強め、臨床研究体制の構築を行っていく。
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