研究課題/領域番号 |
17K09572
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
柴田 玲 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (70343689)
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研究分担者 |
大内 乗有 名古屋大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (00595514)
室原 豊明 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (90299503)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | オメンチン / 心筋梗塞 / リモデリング |
研究成果の概要 |
肥満症を中心とした代謝異常や心血管病の病態には、オメンチンをはじめとした種々のアディポカインの産生異常が関わっている。我々は本研究の中で、オメンチン過剰発現マウス等を用いたアプローチで、オメンチンが虚血下において直接的な心保護効果を有することを見出した。またその機序としてAMPKシグナル伝達経路が関与している可能性が明らかとなった。これらの所見は、オメンチンを標的とした新たな心血管病治療の開発につながると考えられる。
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自由記述の分野 |
循環器内科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化社会の到来により、心臓疾患の患者数は顕著に増加しているのみならず、死亡率も非常に高い。まだまだ新たな治療法が求められている現状である。今回我々は、オメンチンが虚血下において直接的な心保護効果を有することをマウス及びミニブタを用いた検討にて見出している。これらの所見は、オメンチンを標的とした新たな心血管病治療の開発につながると考えている。
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