研究課題
基盤研究(C)
マウス心筋虚血再灌流モデルにおいて、虚血再灌流心に組織障傷害性M1マクロファージによる炎症と組織修復性M2マクロファージの集簇が段階的に起こる。PPARγナノ医薬としてピオグリタゾン封入ナノ粒子を作成し、再灌流後の投与によりPPARγナノ医薬が急性炎症を抑制するとともに、心臓組織におけるマクロファージM1/M2分化を組織修復性M2優位に制御すること、それとともに心筋梗塞後リモデリングを抑制することを示した。この研究により、ナノ医薬のプラットフォームの有用性を示した。
循環器内科学
この研究により、急性心筋梗塞病態における急性炎症と組織修復の制御による新しい疾病治療コンセプトを示すとともに、ナノ医薬プラットフォームの有用性を示すことができた。