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2020 年度 研究成果報告書

呼気凝縮液を用いた慢性咳嗽の診断法の確立,病態評価,難治化因子の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09607
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関金沢大学

研究代表者

原 丈介  金沢大学, 医薬保健学総合研究科, 特任准教授 (30710199)

研究分担者 笠原 寿郎  金沢大学, 医学系, 准教授 (30272967)
石浦 嘉久  関西医科大学, 医学部, 教授 (60293338)
和泉 自泰  九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (70622166)
阿保 未来  金沢大学, 保健管理センター, 助教 (70733864)
大倉 徳幸  金沢大学, 附属病院, 助教 (80397215)
藤村 政樹  金沢大学, 医学系, 協力研究員 (90190066)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード慢性咳嗽 / 脂質メディエーター / 血液 / 尿
研究成果の概要

本邦では人口の2%が8週間以上の慢性咳嗽を有する.執拗な咳嗽は生活の質を低下させ,患者を疲弊させる.病名を正しく診断するための検査は特殊であり,一部の医療機関においてしか実施できない.正しい診断が出来なければ,正しい治療も出来ない.どの医療機関でも非侵襲的に繰り返し採取できる呼気凝縮液に含まれる脂質mediatorの測定が慢性咳嗽の原因診断に繋がることを期待し研究を開始した.しかし,呼気凝縮中の脂質mediatorを再現性良く測定することはできなかったため,検体を血液と尿に変更し検討を行った.数種類の脂質mediatorが測定でき,慢性咳嗽の疾患毎に一定の傾向を示す可能性があることが分かった.

自由記述の分野

慢性咳嗽

研究成果の学術的意義や社会的意義

血液と尿に含まれる数種類の脂質mediatorが測定でき,慢性咳嗽の疾患毎に一定の傾向を示す可能性があることが分かった.血液と尿はどの医療機関でも非侵襲的に採取することができ,これらの検体を調べることにより慢性咳嗽の原因疾患が診断できるようになれば,慢性咳嗽の診断が格段に容易になり,慢性咳嗽に悩む多くの患者の利益になる.

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公開日: 2022-01-27  

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