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2019 年度 研究成果報告書

新規疾患修飾遺伝子クロモグラニンBによる神経変性疾患共通分子病態関与の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09756
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経内科学
研究機関岡山大学

研究代表者

太田 康之  岡山大学, 大学病院, 講師 (20746854)

研究分担者 阿部 康二  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (20212540)
山下 徹  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (60644408)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード神経変性疾患 / 疾患修飾遺伝子 / クロモグラニンB / 異常構造蛋白
研究成果の概要

新規の神経変性疾患修飾遺伝子CHGBは異常構造蛋白の細胞間伝播を通じて、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の運動ニューロン変性病態に関わる。そこで、神経変性疾患の共通病態である酸化ストレスへのCHGBの役割を解明するため、まずALSマウスにおける、経時的な酸化ストレス解析手法を確立した。具体的には、酸化ストレスを可視化できるOKDマウスとALSマウス(G93A-SOD1マウス)をかけあわせたダブルトランスジェニックマウスを作成し、in vivo imaging解析と組織学的解析により、ALSの下肢骨格筋および腰髄運動ニューロン変性における酸化ストレスの関与を明らかにした。

自由記述の分野

神経内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

新規の神経変性疾患修飾遺伝子CHGBは、異常構造蛋白の細胞間伝播による神経変性を通じて、様々な神経変性疾患の共通病態である酸化ストレス増強に関わることが考えられている。本研究では、代表的神経変性疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)のモデルマウスにおける、運動ニューロンおよび骨格筋変性への酸化ストレス関与を、in vivo imagingで経時的に観察する手法を確立した。本手法は様々な神経変性疾患モデルマウスに応用することが可能であり、今後はCHGBおよび他の因子についても酸化ストレスへの関与を経時的に解析することが可能である。

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公開日: 2021-02-19  

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