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2019 年度 研究成果報告書

神経芽腫のがん微小環境制御におけるRab蛋白質の役割に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K10110
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関神戸大学

研究代表者

西村 範行  神戸大学, 保健学研究科, 教授 (00322719)

研究分担者 山本 暢之  神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (20596043)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード神経芽腫細胞 / がん幹細胞 / 間葉系幹細胞 / 腫瘍随伴線維芽細胞 / Rab
研究成果の概要

半数以上の患者が再発する高リスク神経芽腫は、著しい治療抵抗性を示す代表的な小児がんである。遺伝子変異を伴わず、がん微小環境および治療ストレスによって誘導されるがんの多様性は、治療抵抗性の根本的な要因となり、種々のサイトカインの分泌・取り込みを調節するRabファミリー低分子量G蛋白質(Rab)によって制御されると考えられる。本研究では、がん微小環境の主要な構成細胞で様々なサイトカインを分泌する間葉系幹細胞に注目し、神経芽腫のがん微小環境制御におけるRab蛋白質の役割を明らかにすることを試みた。

自由記述の分野

小児腫瘍学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高リスク神経芽腫は、著しい治療抵抗性を示し、患者の半数以上が再発する代表的な小児がんである。がんの治療抵抗性獲得には、がん微小環境や治療ストレスによって誘導され、種々のサイトカインの分泌・取り込みを調節するRabファミリー低分子量G蛋白質(Rab)によって制御されるがんの多様性が重要だと考えられる。そこで本研究では、神経芽腫のがん微小環境におけるRab蛋白質の役割を明らかにすることを試みた。その成果は、神経芽腫の治療抵抗性獲得メカニズムを明らかにし、新たな治療法の開発、予後の改善に繋がると期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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