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2019 年度 研究成果報告書

血流下での血管内皮細胞の応答機構と血液凝固第VIII因子の機能発現

研究課題

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研究課題/領域番号 17K10126
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

志田 泰明  奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (10721566)

研究分担者 野上 恵嗣  奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50326328)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード血液 / 血流 / 血栓止血 / 凝固因子
研究成果の概要

止血に必須の凝固因子である第 VIII因子(FVIII)や血小板粘着凝集に関わるフォン・ヴィレブランド因子(VWF)は血管内皮細胞で産生されることが知られているが、その詳細な機序は不明である。今回我々は血流がこれらの因子産生に及ぼす影響を独自の還流装置を用いて検討した。血流により血管内皮細胞は形態変化を起こすだけでなく、VWFやFVIIIの産生を亢進させた。また層流や乱流などの血流形式によっても異なることが判明した。新たな止血制御機構の解明であり、またFVIIIやVWF因子製剤の効率良い製造にも応用できる可能性がある。

自由記述の分野

血液

研究成果の学術的意義や社会的意義

止血に必須の凝固因子である第 VIII因子(FVIII)や血小板粘着凝集に関わるフォン・ヴィレブランド因子(VWF)は血管内皮細胞で産生されることが知られているが、その詳細な機序は不明である。今回我々は血流がこれらの因子産生に及ぼす影響を独自の還流装置を用いて検討した。血流により血管内皮細胞は形態変化を起こすだけでなく、VWFやFVIIIの産生を亢進させた。また層流や乱流などの血流形式によっても異なることが判明した。新たな止血制御機構の解明であり、またFVIIIやVWF因子製剤の効率良い製造にも応用できる可能性がある。

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公開日: 2021-02-19  

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