研究課題/領域番号 |
17K10144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
香美 祥二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (00224337)
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研究分担者 |
漆原 真樹 徳島大学, 病院, 講師 (50403689)
玉置 俊晃 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (80179879)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ADAM17 / レニン・アンジオテンシン系 / アンジオテンシン II / 慢性腎臓病 / 小児 / 透析 / 腎移植 / 進行 |
研究成果の概要 |
慢性腎臓病(CKD)は慢性、進行性であり有効な治療法がないために、新しい治療法や診断法の開発に向け研究を行なった。ADAM17活性が、CKDの進行に関わるレニン・アンジオテンシン系(RAS)の活性化を調整している可能性が示唆された。RAS活性に関わる腎内のACE1/2比の重要性も示唆された。今後、ADAM17を標的とした腎内RAS活性調節機構を検討し、新規のCKD進行を阻害する手段の開発を進める。
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自由記述の分野 |
小児腎臓病学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児の慢性腎臓病(CKD)は慢性、進行性であり、少なからず透析や腎移植が必要となる。この場合、小児の心身の発育は阻害され次世代の社会人として活躍が望めなくなる。本研究では、CKDの進行を止める、あるいは改善するための手段を開発するために行われた。その結果、ADAM17活性が、CKDの進行に関わるレニン・アンジオテンシン系(RAS)の活性化を調整している可能性が示唆された。有効な治療法がない小児CKDの進行を抑制するために、ADAM17活性を調整する手段の開発を進めていく。
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