凍結脳損傷モデルマウスでの運動機能障害改善における関連遺因子の探索を行い見出したパラクライン因子Reelinに着目し、Reelinシグナル経路のアダプター因子である Disabled 1(Dab1)の自然突然変異マウス由来の神経幹、前駆細胞移植を行い、野生型由来細胞移植と比較した結果、Reelin経路下流の何らかの因子が運動機能回復へ関わることを見出した。 Yotari由来神経幹・前駆細胞と野生型細胞移植を比較し、ラベル化処理を行った細胞の移植マウスでの局在により、移植細胞自身のReelin経路が損傷後の神経移動、神経再生に関わることを見出し、論文に報告した(Arimitsu, 2019)。
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