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2019 年度 研究成果報告書

重度末梢神経障害治療を可能とするHybrid Vein Wrapping法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K10944
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関聖マリアンナ医科大学 (2018-2019)
帝京大学 (2017)

研究代表者

村上 賢一  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (40447298)

研究分担者 内田 健太郎  北里大学, 医学部, 講師 (50547578)
國吉 一樹  千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (40375788)
大鳥 精司  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (40361430)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードVein Wrapping / 末梢神経障害 / コラーゲンシート / 塩基性線維芽細胞増殖因子
研究成果の概要

外傷性末梢神経損傷, 絞扼性神経障害, 複合性局所疼痛症候群などの末梢性神経障害は治療に難渋する。本研究では既存治療法の一つであるVein Wrapping(VW)法の作用機序の解明と作用機序に基づいた新規材料(hybrid vein)の開発を行った。その結果、Veinから産生される塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)が抗酸化因子(HO-1)を介して神経保護に働いている可能性を明らかにした。高密度コラーゲン材料にbFGFを搭載し、神経障害部位にWrappingすることでVWを模擬出来ることを明らかにした。本シーズは広範囲障害に適応できる新たな治療法として有用である可能性が示唆された。

自由記述の分野

整形外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

重度末梢神経障害は、患者の肉体的精神的苦痛に加える。加えて、入院および通院治療の増加による医療費増加、社会復帰遅延による多大な経済損失に直結する。従って、重度末梢神経障害治療法の開発は急務である。Vein Wrappingは重度末梢神経障害に対する治療法の一つであるが、広範囲障害には対応できないという欠点があった。本シーズは広範囲障害に適応できる新たな治療法として有用である

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公開日: 2021-02-19  

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