当施設の遺伝子バンキングに保存してある、20名の口唇口蓋裂患者の白血球由来DNAと、手術によって得られた口唇裂披裂縁部軟組織を用いてexome解析を行った。解析における読み深度150-200depthに設定し、シークエンスはペアワイズ法を用いた。解析精度は良好であり、結果も信頼たり得るものであった。解析にて発見された平均SNP数として白血球由来では434928.05個、組織由来では438651.55個であった。よって口唇部軟組織では体細胞性モザイク変異が1サンプルあたり3723.5個確認された。
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