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2019 年度 研究成果報告書

癌関連マクロファージを介した血管新生因子CCN2のリンパ管新生制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K11866
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関福岡大学

研究代表者

近藤 誠二  福岡大学, 医学部, 教授 (10432634)

研究分担者 小玉 正太  福岡大学, 医学部, 教授 (90549338)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードリンパ管新生
研究成果の概要

マウス初代培養リンパ管内皮細胞 (Lymphatic endothelial cell ; LEC )を使用して、CCN2遺伝子及びタンパク質発現量を確認したところ、LECでCCN2遺伝子発現の増加を認めた。低転移性および高転移性の2種類の皮膚悪性黒色腫細胞株を用い、舌移植、頸部リンパ節転移モデルマウスを作製し舌原発腫瘍と顎下リンパ節の免疫組織学的検索を行なった。その結果、両腫瘍細胞とも原発、転移巣におけるCCN2発現、また癌関連マクロファージにおける発現について差異は認められなかった。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

悪性腫瘍のリンパ節転移はリンパ管新生が重要な役割を果たしている。リンパ管内皮細胞株でCCN2が発していることが確認され、リンパ管新生因子としてのCCN2の関連性が示唆された。このため、低転移性および高転移性の2種類の皮膚悪性黒色腫細胞株を用い、舌移植、頸部リンパ節転移モデルマウスを作製し舌原発腫瘍と顎下リンパ節の免疫組織学的検索を行なった。両腫瘍細胞とも原発、転移巣におけるCCN2発現、また癌関連マクロファージにおける発現について差異は認められなかった。CCN2は細胞レベルではリンパ管新生への関連が疑われたが、生体内リンパ管新生における単独制御因子としては最重要でないかもしれない。

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公開日: 2021-02-19  

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