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2021 年度 実施状況報告書

看護職を対象とした倫理的成熟に向けた教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12170
研究機関大阪府立大学

研究代表者

志田 京子  大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (20581763)

研究分担者 江口 恭子  秀明大学, 看護学部, 講師 (10582299)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード倫理的風土 / システム思考 / 教育プログラム
研究実績の概要

教育プログラムの開発に向けて、共同研究者とともにシステム思考に関する研修(四日間)に参加した。システムループの考え方をもとに、さまざまな倫理的葛藤が生じている臨床での事象について、倫理的価値観の対立の問題と職場のパワーの問題に整理する方法を学び、今後教材として活用する事例検討とそのシナリオを作成した。事例は複数例を作成し、それぞれの組織の特徴に合わせて採用できるよう工夫した。現在は、倫理的職場風土の在り方と課題を考えることにつながるプログラムに修正するべく事例について検討中である。今後は、作成した事例、シナリオについて、臨床家との話し合いで精錬していく予定である。
研修協力施設のリクルートを実施した。倫理的課題解決に対する看護管理者の関心が高く、研修内容の説明を実施したところ、2施設の研修協力を得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

教育プログラムの実施に向けて計画していたが、コロナ禍にあり対面実施が困難になったため、実施に至らなかった。

今後の研究の推進方策

半日程度のプログラムを作成し、対面での実施を検討する。

次年度使用額が生じた理由

教育プログラムの実施および公表のための論文作成が必要となるため、実施のための会議費、交通費および事務費用、論文作成のための校正費、投稿料を計上する。

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公開日: 2022-12-28  

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