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2023 年度 研究成果報告書

ベビーマッサージが産後うつ傾向に与える影響―予防と直接的支援の検討―

研究課題

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研究課題/領域番号 17K12308
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関和歌山県立医科大学 (2023)
県立広島大学 (2017-2022)

研究代表者

伊藤 良子  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 准教授 (70594430)

研究分担者 笠置 恵子  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 名誉教授 (30101471)
日高 陵好  国際医療福祉大学, 福岡保健医療学部, 教授 (90348095)
加藤 裕子  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 助教 (70845172)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワードベビーマッサージ / 産後うつ / ネガティブライフイベント / ボンディング障害 / DV
研究成果の概要

本調査において,産後うつ傾向を示す母親は明らかに減少しており,ベビーマッサージが及ぼす影響は明らかにならなかった。ベビーマッサージの実施においては,子どもの扱いに【慣れて】【子どもの気持ちがわかる】【大切な時間】と認識しておりボンディングは促進されていた。更にベビーマッサージ開始当初の【やりづらさ】や状況に応じた対応など【専門職】からの支援が必要であることが明らかとなった。

自由記述の分野

母性看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

産後うつ傾向を示した母親の関連要因が明らかになれば、それぞれの要因に対して対処が可能になる。ネガティブライフイベントの家庭内の不和には、家庭訪問や情報収集、転居や義父母との同居では、家庭訪問、失業や収入の減少では経済支援情報の提供,DVや夫婦関係では相談窓口など必要な支援を充実することができる。ベビーマッサージが虐待の要因ともなるボンディング(愛着)障害や産後うつ傾向に影響することが明らかとなれば,スクリーニングのみ頼ることなく、助産師や保健師による予防的直接ケア方法の一つとなる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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