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2020 年度 研究成果報告書

乳児に対する寝返りの実態と呼吸循環機能に及ぼす影響並びに安全性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K12342
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関信州大学

研究代表者

徳武 千足  信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (00464090)

研究分担者 芳賀 亜紀子  信州大学, 学術研究院保健学系, 講師 (10436892)
坂口 けさみ  信州大学, 医学部, 特任教授 (20215619)
米山 美希  信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (90747891)
鮫島 敦子  信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (50759363)
市川 元基  信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60223088)
金井 誠  信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60214425)
大平 雅美  信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (50262738)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード乳児 / 寝返り / 安全性
研究成果の概要

本研究では、都道府県及び全国の市区のホームページ上での乳児窒息に関する情報提供は少なかった。また、1か月児を育てる母親の約4割は添い寝のみ、約2割は添い寝も添え乳も行い、乳児窒息に関連したインシデント経験は約1割が経験しているが、添い寝中は約2割、添え乳中は5.9%であった。母親は育児や乳児窒息に関する情報をインターネットや友人・知人から得ることが多かった。乳児窒息予防の知識を専門職から教わりたい希望は85%以上に見られた。これらより、専門職からの乳児窒息に関連した情報を提供する必要があり、さらには母親が安全に行えるような添い寝や添え乳の情報を含む乳児窒息予防ガイドの必要性があると考える。

自由記述の分野

母性看護学・助産学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、睡眠中の窒息でリスクが高いとされる乳児における寝返りの実態やその問題点を明らかにすることを目的としている。SIDS予防のためにうつ伏せ寝を避けることや仰向けで休ませることにはかなり浸透されているが、乳児が自ら寝返りを行いうつ伏せ寝となり、結果的に鼻口腔の閉塞が起こることはこれまでほとんど指摘されてこなかったため、早急に取り組むべき課題である。また、この実態は親にとって安全に安心して育児を行うための必要な情報となり、看護及び医学にとって意義があり、独創的な点であると考える。

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公開日: 2022-01-27  

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