研究課題/領域番号 |
17K12523
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研究機関 | 公立小松大学 |
研究代表者 |
伊藤 尚子 公立小松大学, 保健医療学部, 講師 (80456681)
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研究分担者 |
木下 康仁 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 特命教授 (30257159)
金 永子 四国学院大学, 社会福祉学部, 教授 (50161550) [辞退]
文 鐘聲 畿央大学, 健康科学部, 准教授 (50460960)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 高齢者 / マイノリティ / 在日コリアン / 抑うつ |
研究実績の概要 |
在日コリアン第一世代は長期的に日本で定住し高齢者となっている。第一世代は親世代から受けた文化資本は、韓国人高齢者と類似したものであるが、幼少期から日本に暮らしたことで、韓国人高齢者とは大きく生活環境が異なる。そのためこれらを比較することで移民後の高齢化の課題を知ることにつながると考える。 本研究では在日コリアン高齢者の精神的健康に注目し、在日コリアン高齢者の抑うつとその関連因子を調査し、韓国人高齢者との比較検討から、人の移動に伴う健康問題を明らかにすることを行うことを目的としている。 研究の進捗はやや遅れている。COVD-19の影響で、海外調査の実施はさらに延期となった。そのため国内調査を、感染症の発生状況を見ながら実施している。具体的には、エスニック・グループの定例会議への参加や、高齢者施設での参与観察を行った。その成果は、論文にまとめ報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
感染症の発生により現地での調査が中止され、データの収集方法の変更が発生した。感染者が減った状態でも安全とは言えず、基礎疾患を多く持つ高齢者も多い。調査対象者の安全の保持が優先されたことで、全体的な計画が延長されることとなった。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19の感染状況踏まえながら調査方法を再考していく。Zoomなどの遠隔システムを活用しながらの、調査方法を検討したが、高齢者自身が操作を行うことは困難な上、家族、介護者もシステムに不慣れであることから、遠隔での調査は困難であった。新しい調査方法も合わせて検討していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年は感染症の発生により調査の遅れが発生した。感染状況の状況を確認しながら研究計画を進めていく。
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