研究課題/領域番号 |
17K12539
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
吉川 未桜 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (40341523)
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研究分担者 |
田中 美樹 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (60405561)
吉田 麻美 福岡県立大学, 看護学部, 助手 (10808926)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 小児看護 / 子育て支援 / 先天性心疾患 / 家族 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、先天性心疾患の乳幼児を育てる家族の子育て支援の現状と、家庭・地域における子育て上の困難・子育て支援のニーズを抽出し、先天性心疾患の乳幼児・家族に対する包括的子育て支援モデルを作成することである。 初年度は、先天性心疾患の乳幼児を育てる家族(母親)へのアンケート作成、学内および外部施設研究倫理委員会への提出・承認、研究依頼、調査実施などを計画していたが、種々の理由から研究遂行が難しく滞った。遅れを取り戻すべく、次年度は、文献検討結果や先天性心疾患乳幼児を育てる家族の思い等を踏まえアンケートの原案を検討・作成し、研究倫理委員会の承認を得て調査を開始したいと考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
初年度の研究開始後、研究代表者の体調不良が生じ病休となり、それに伴い領域の人員不足が生じ、共同研究者も病休教員の職務のカバーのため多くの時間を割かざるを得なくなったこと、研究代表者の職場復帰後も体調不良が続き、またその他の教育関連業務に予想以上の時間を使う必要が生じたため、研究体制が整わなかったことが理由である。
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今後の研究の推進方策 |
上記理由から、初年度は殆ど研究のために時間を使うことができなかったため、研究計画の平成29年度計画を平成30年度に実施する。少しでも遅れを取り戻すことができるよう、業務の効率化、体調管理、研究補助者雇用の検討などにより、研究に取り組む時間を捻出したい。
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次年度使用額が生じた理由 |
病気休職・体調不良とそれに伴う学内外業務の過重により研究遂行が殆どできなかったため次年度使用額が生じている。次年度以降は、アンケート調査実施にむけての研究協力者への依頼・臨床との会議・研究協力への説明等に関わる出張旅費、印刷・郵送・研究補助者雇用などに充てたいと考えている。
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