包括的な破損修理対策に役立てることを目的とし、以下の研究を行った。 ①工学的試験評価の観点から下肢装具の類型化:材質や機能により類型化し、必要と考えられる工学的試験評価項目を明らかにした。②工学的試験評価に関連するユーザー特性の抽出:装具の種類と、試験評価項目に関連したユーザー特性との関係を明らかにした。③典型的な破損・修理の事例、ユーザー特性データの集積:破損修理情報を収集するスマホアプリを開発し368件のデータを収集分析した。④下肢装具とユーザー特性との関係性を可視化するマップの開発:破損の種類毎に、ユーザー特性との関係を分析し、下肢装具とユーザー特性との関係性を可視化するマップを作成した。
|