研究課題
若手研究(B)
本研究ではノルディックウォーキングのポールワークについて上級者と初心者の動きを分析し、情報をフィードバックさせるスマートなポールの開発を行った。2本のポールに3Dプリンタで作成したマウンタによって,9軸センサ、モバイルバッテリ、マイコン、LEDテープライト等を装着し、自律動作及びWi-fi経由で制御することができた。実際の利用場面に近い状態で実験を行いシステムが無事に稼動することも検証した。
人工知能
この研究成果により、ノルディックウォーキングにおける初心者への指導を容易にすることが可能になると言える。上級者が直接見ていなくても、初心者が開発されたシステムを使うだけで、視覚的にフィードバックを得ることができる。また、剣道の竹刀に取り付けることによる竹刀の動かし方の熟達や、他のスポーツへの応用可能性にもつながると考えている。さらに、IoTデバイスとして健康管理など人体の運動全般に応用することが可能と言える。