研究課題
若手研究(B)
本研究では、筋脱酸素化指標に着目して、20mシャトルランテスト(20mSRT)の成績の決定因子を複数の年代(児童および学生)を対象に検討することを目的とした。本研究の結果、児童・学生ともに、20mSRT中に筋脱酸素化加速点が出現すること、当該加速点は20mSRTの成績と関連することが明らかとなった。
運動生理学
本研究から、筋脱酸素化指標が20mSRTの決定因子の1つとなり得ることが示唆された。筋脱酸素化指標と20mSRTの成績の関連性の生理学的背景は現時点では不明瞭であるが、本研究知見は学校現場等のフィールドにおいてより的確な全身持久力評価を行うための手法確立に必要な基礎資料となる。