本研究は3ヵ年計画のもと、スポーツ消費者の間で形成されるソーシャルキャピタルがスポーツ組織を支え、協力する支援的行動とどのように関係しているかを明らかにすることを目的とした。研究1年目はプロサッカークラブの地元住民を対象とし、研究2年目はプロ野球チームの本拠地に暮らす住民を対象とした。調査はインターネット調査会社に業務委託し、それぞれ約600人から回答を得た。 研究3年目は成果報告に向け、研究1年目の分析結果を国際ジャーナルに投稿し、現在は査読審査の段階に入っている。また、研究2年目の内容については、日本マーケティング学会の2019年度大会で口頭発表した。
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