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2017 年度 実施状況報告書

長期間継続測定した幼児の身体活動量の変動パターンと体力および生活習慣との関連

研究課題

研究課題/領域番号 17K13210
研究機関仁愛大学

研究代表者

出村 友寛  仁愛大学, 人間生活学部, 准教授 (10634420)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワード身体活動量 / 運動強度 / 長期間
研究実績の概要

本研究では、長期間継続測定した幼児の身体活動量の変動パターンと体力および生活習慣との関連性を明らかにすることを目的としている。本年度は、1年間継続測定した身体活動量のデータから年間の変動パターンや縦断的な検討を行なうこととした。
本研究では、4、5歳の幼児39名(4歳児19名、5歳児20名)を対象に加速度計を利用し、身体活動量を測定した。測定時間は、登園から昼食時まで(水遊び、泥遊び等を除く)であり、1年中、登園時は基本的に毎日装着してもらった。毎月、測定園を訪問し、測定器を持ち帰り、データの取り込みをおよび整理を行なうとともに、電池の交換など機器の整備も実施した。定期的に園への訪問およびデータの整理を行なうことで問題が生じた際に備えた。分析にはSPSSを利用し、統計解析を行ない、1年間継続測定した身体活動量の変動パターンの分析、分類や縦断的な解析を行なう予定であるが、この点に関しては本年度とりかかれていない。
また、次年度の検討に備え、平成29年の6月と10月に体力(身長、体重、足圧バランス、25m走、立ち幅跳び、テニスボール投げ)を測定した。体力測定は、幼児期運動指針(文部科学省,2012)に記載されている方法を参考に実施した。これに加え、生活習慣(睡眠時間、遊び相手や内容、テレビやゲームの利用状況)について質問紙調査を実施した。
今後は引き続き測定を行なうとともに、1年分のデータを分析し、学会発表や論文作成を進める予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当該年度は継続して予定通り測定することができたが、データの整理等に時間がかかり、解析が予定より少し遅れているため。

今後の研究の推進方策

平成30年度の内容は、活動量の測定をこれまで通り続けるとともに、データの整理、解析を進めたい。

次年度使用額が生じた理由

活動量計を購入する際、平成30年度の研究費とあわせ一括購入することで、経費を少し節約するため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Relationship between physical activity level, sleeping time, and exercise capacity in young children2018

    • 著者名/発表者名
      Tomohiro Demura
    • 学会等名
      European College of Sport Science
    • 国際学会

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公開日: 2018-12-17  

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