研究課題/領域番号 |
17K13210
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 仁愛大学 |
研究代表者 |
出村 友寛 仁愛大学, 人間生活学部, 准教授 (10634420)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 幼児 / 身体活動量 / 運動強度 / 長期間 / 歩数 / 活動量 / 生活習慣 / 加速度計 / 体力 |
研究成果の概要 |
近年、日本では交通の利便化、遊び場の減少、テレビゲームの普及など子どもを取り巻く環境の変化に伴い、子どもの身体活動の減少や体力の低下などが報告されている。歩数に加え運動強度を測定し、長期間(1年程度)の分析を行うことで身体活動量の変動パターンの解明や体力および生活習慣の関連について検討することを本研究の目的とした。 身体活動量と気象データ、体力、および生活習慣との関係を検討することで年間を通し、春や秋に歩数が増え、身体活動が活発になる傾向を客観的に確認することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼児期の日常の身体活動量に関する研究は、近年歩数に加え、運動強度が注目され、加速度計を利用した研究が進められてきている。しかし、幼児に加速度計を装着し、数日間連続して日常の身体活動量を測定することは困難である。また、年間の変動や季節要因に関するこれまでの研究では、質問紙法が用いられるか、1週間程度歩数を測定し、比較検討するにとどまっている。しかし、本研究では、長期間(1年以上)継続して歩数や運動強度を測定し季節要因、体力や生活習慣との関連を確認した。これまで明らかにできていなかったが、幼児の日常の身体活動量について客観的な知見を得ることができた。
|