研究課題
若手研究(B)
本研究では,小学校低学年児童対象とした,適切な自己表現力の育成や教育現場に即することをめざしたアサーション・トレーニング・プログラムが開発された。アサーションの構成の検討,アサーションを育成する方法の検討,アサーション育成における指導者の役割の検討を含めて研究が行われた。特定の時間のプログラム内容だけでなく,学級風土づくり,よりよい般化,普段の学校生活に関係する支援等の重要性について考察された。
教育心理学
本研究では近年の小学生の暴力等の状況をふまえ,暴力予防,適切な自己表現力の育成をめざしたアサーション・トレーニング・プログラムの開発研究が行われた。この分野ではあまり研究が進展していない小学校低学年児童を対象とした研究であった。アサーション・トレーニング・プログラムのさらなる工夫を研究していくという今後の研究の発展に向けた課題が見出された。